自動採点ソフトの選び方

デジタル採点は、テストの答案用紙をスキャンして取り込み、AIの画像認識を利用して採点していくというものです。採点だけでなく点数の集計や分析まで行ってくれる採点ソフトがあります。分析されたデータは三者面談などの基礎資料として利用できます。学習指導も苦手部分のあぶり出しができるので、効率よく行うことが可能です。

デジタル採点ソフトには主にインストール型と、クラウドから利用できるクラウド型があります。クラウド型は、アップデートの手間がなく、複数の教員間で採点データや分析データを共有可能です。一方インストール型は、個々の先生のパソコンで動くので、手軽に利用ができます。パソコンやコンピューターの操作があまり得意でないという先生がいる場合、その先生に合わせて使いやすい採点ソフトを利用すべきです。

ソフトによってはAIの自動化が進んでいて、解答用紙の解答枠を自動で認識してくれたり、スキャンした画像がゆがんでいても補正してくれる機能があったりします。自動で行ってくれる機能が多いほど、苦手な先生に向いたソフトです。事前に、一定期間の無料での使用期間がある採点ソフトが多く、比較する上でもぜひ利用したいものです。ソフトによってオプション機能が付いているので、学校での用途に合わせたソフトが選択できます。

採点の自動化と点数集計の自動化と結果分析の3つが採点ソフトの基本的な機能ですが、ソフトによってはオプションとしてさまざまな機能がつくものがあります。例えば、弱点テストの作成機能があったり、テスト自体の作成も行ってくれたりします。セキュリティに力を入れているソフトや、スマホやタブレットとの連携を重視しているソフトも存在します。無料の使用期間を利用して、学校の現状に合ったソフトを選択しましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*